私たちが見たもの、聞いたこと、体で感じたことは、心の中に認知(考え)やイメージをもたらします。そして私たちは、その認知やイメージに触発されて何かの感情を持ったり、行動したりします。
認知行動療法は、認知やイメージを変化させることによって、不安、ゆううつ、無気力などのマイナス感情や、不登校、怠学、過食、拒食、飲酒、ギャンブルなどの問題行動を改善しようとする療法で、いくつかの学派に分かれています。
認知行動療法なかで、特に認知の変化をめざすものに、認知療法と論理療法(最近はREBTとよばれます)があります。「考え方をかえれば感情がかわる」という原理は、常識的でわかりやすいので、多くの自己啓発書や一般向けの心理学の本に引用されています。
しかし、実際に考え方を変えようとしても、「わかっちゃいるけど止められない」という言葉どおりになってしまうことが多いようです。
そこでアイ・アンド・ユーでは、現代臨床催眠の技法も組み合わせ、軽い催眠状態下で考え方の癖に気づき、それを変えていただくようにしています。
催眠状態では、判断、評価、解釈といった意識的精神活動の水準が低下するため、「自分の考え」という硬い鎧も脱ぎやすくなるようです。
また、エネルギー心理学的技法により、生命エネルギーの流れの滞り(東洋医学でいう気の流れの滞り)を改善しておくことも、考え方を変化させやすくすることに結びつくようです。
このように、認知療法や論理療法はそれ単独で用いるよりも他の技法と組み合わせた方がずっと効果的です。
認知行動療法のなかには、他に系統的脱感作法、曝露法、フラッディング法、嫌悪療法、自己教示法など多数の技法がありますが、これらもアイ・アンド・ユーでは、現代臨床催眠技法、エネルギー心理学的技法をはじめとした認知行動療法以外の技法を統合的に用いて、よりいっそうのの効果をあげています。