最近テレビで、「うつ状態は我慢していないで、早く病院にいきましょう。」と訴える製薬会社のコマーシャルが流れています。それだけうつ状態で困っている人が増えているのでしょう。 私達の相談室に、うつ状態で相談に来る人は以前から多くおられましたが、最近は遷延化した人が増えています。遷延化とは、症状が長引いていることを表わす医学用語ですが、中には何年間も服薬を続けているのになかなかよくならないとなげいておられるかたもいます。そのようなかたは服薬による脳の生化学的状態の改善だけでは不十分なので、心理療法も必要になります。 しかし、薬物療法を受け、他所で心理療法を受けているのになかなかよくならないといって相談に来られるかたもおられます。そんな場合は、人生観、価値観、物事に対するとらえかたなど、その人の精神の土台の変革が必要なようです。 阪神大震災のおり、神戸大学附属病院に通院していた、遷延化していたうつ病の患者さんが劇的に改善した例が報告されていますが、震災のショックで人生観などが再構築されたのかもしれません。
アイ・アンド・ユーでは遷延化したうつを心理療法で改善するためには、「心」に対する働きかけでは不十分で、「体」への働きかけも不可欠と考えております。これは、精神の土台の変革のためには、人間を全体として(ホ−リスティックに)扱う必要があるからです。同様な主旨からか、かつて東京女子医大精神科の田中朱美先生(現名誉教授)は、遷延化したうつの患者さんに鍼灸、気功法などの東洋医学的治療を試みておられました。 私達は、身体の生命エネルギーの状態を改善する技法として近年アメリカでぼっ興してきたエネルギー心理療法をはじめとして、各種のボディワークを組み合わせて適用して、効果をあげています。体のいくつかのポイントを叩いて脳に刺激を与えたり、動作とイメージを連動させて、心の深い部分に働きかけていく方法などです。このような技法は来所者との協同作業で技法は日々進化させています。 うつで悩んでおられるかたは、ぜひ一度相談にいらっしゃってみてください。
■ 参考にしていただきたいページ
■エネルギー心理学との出会い ■うつ(鬱)の心理療法と薬物療法 ■うつ、無気力の相談
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